こんにちは。プロ人事です。合同説明会に出展しているものの「想定より学生が座ってくれない」とお悩みではないですか。
「学生が座ってくれない」と悩んでいる方は、「何もしなくても学生は勝手に来てくれるもの」だと考えている傾向があります。
しかし、それは大きな間違いです。あなたの企業がめちゃくちゃ有名な大企業ではない限り、ただ座っているだけで学生は来ません。
めちゃくちゃ有名な大企業だとしても、想定しているより学生が来ないことも十分に想定できます。
「学生がブースに来てくれない」理由は、合同説明会に訪れるほとんどの学生は「なんとなく合同説明会に来ているから」です。
なぜ「なんとなく合同説明会に来る」と「自社のブースに来てもらえない」のでしょうか。
二つの関連性や、学生は本当になんとなく合同説明会に来ているのか。なんとなく来た学生がブースに来て座ってくれることはあるのか。実際に現地で調査してきたので、レポートと併せて解説します。

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36名に調査!目的の企業があって来た人11名、なんとなく来た人25名
「合同説明会トレンド」では、合同説明会に訪れた学生に、「今日は目的の企業があって訪れたのか」「なんとなく訪れたのか」を伺いました。
36名に調査をしたところ、目的を持って来たのは11名、なんとなく来たのは25名。
半数以上が「なんとなく来た」という結果になりました。

目的を持って訪れた学生は、ほぼ全員が「話を聞きたい企業があるから」という回答に。
このような学生は、開場前~会場直後に足を運び、開場後30分~1時間程度で足早に帰っていく傾向が見られました。スーツの学生が多かった印象です。1、2名で行動していたように見受けられました。
なんとなく訪れた学生は、開場後に足を運び、大体が私服で、2名~5名程度で行動していました。
話を聞かせてくれた方は、「とりあえず来た」との回答も多く、中には「学校で言われたから来た」という方も。
「なんとなく来ている」のだから、ブースに来てくれないことは「当たり前」
前項の通り、今回調査をした学生の半分以上が、なんとなく合同説明会に来ていました。
自分のブースが学生の”お目当てブース”にならない限り、学生は座りに来ないのです。
合同説明会=ショッピングで考えてみましょう。
買い物に行くとき、お目当ての店にしか入らない方もいれば、目的を持たず、ウィンドウショッピングを楽しむ方もいます。それだけではなく、欲しいものが置いてあるお店をいくつか回って比較検討したり、ただ暇をつぶしに来た方もいるでしょう。
「なんとなく合同説明会に来た学生」は、ウィンドウショッピング、暇つぶしに当てはまります。
なんとなく来ているお客さんを店内に呼ぶために、店員は「いらっしゃいませ」と店の中から声をかけたり、安くなっていることを伝えたり、新作が入荷したことをお知らせします。呼び込まなければ素通りされるからです。
「学生が来てくれない」とお悩みの方は、ぜひ、ブースの前に立って学生を呼び込んでみるのはいかがでしょうか。
何もせず座っているよりは、確実に学生とコミュニケーションが取れるでしょう。
ただし、呼び込み、コミュニケーションにもコツがあります。
早急に学生を呼びたい、結果が残る合同展示会にしたい方は、ぜひプロ人事へご相談ください。
合同説明会のプロが、お力になります。

編集後記
この記事を執筆している時期は2024年の年の瀬でした。「今年ももう終わる」「時が経つのがとても早い」「だんだん早くなっていると感じる」が口癖になりますね。
併せて、私の場合は「息を吸って吐いてたら終わった」と言ってしまいがち。本当に時が経つのは早いですね。一年がだんだん短くなっているような気すらしてきます。
きっと、2025年は今年よりも早く感じるでしょう。
長くはない時間を大切にし、学生のことを知りたい人事、合同説明会に関する情報を集めたい学生の役に立つメディアづくりに尽力していきます。2025年も「合同説明会トレンド」に、ぜひご期待ください。
“合同説明会トレンド” では、この他にも合同説明会の参加に役立つ情報を発信しています。
ぜひ他の記事もご覧いただき、合同説明会の運用に役立てていただけると嬉しいです!