MENU

【人事だって服装に悩む…!】合同説明会の理想の服装とは?【人事・企業編】

こんにちは。プロ人事です。
突然ですが、「合同説明会」と「服装」をテーマにした記事や話題は、99%は学生側のものが多いのではないでしょうか。

学生の服装はある程度結論が出ていますが、人事側・企業側の服装について述べている記事や特集は限られているといえるでしょう。

そこで今回は、合同説明会の運用代行を行う会社であるプロ人事から見た、企業・人事におすすめしたい服装をご紹介します!

目次

人事も学生から「第一印象」を見られている

“合同説明会トレンド”では、学生が合同説明会に参加するにあたり「第一印象を整える」ようにお伝えしています。

しかし、第一印象を整える必要があるのは学生だけでしょうか?
答えは、「人事も第一印象を整えて合同説明会の運営に臨むべき」といえるでしょう。

第一印象を整える要素はいくつかありますが、今回は「服装」にフォーカスを当てて解説していきます!

【人事バージョン】第一印象を整えるメリット

では、人事も学生同様なぜ第一印象(服装)を整える必要性があるのか。
それは「服装が集客に影響するため」です。

その理由が複数あるため、下記にまとめました。

① ブースの呼び込みで学生に親近感を持ってもらいやすい

学生から「普段どのような服装で勤務しているか」をイメージしやすくなります。
ある程度公式HPや会社説明会の資料で伝えることも可能ですが、オフィスカジュアルでもどの程度の堅さがあるのか事前に把握できれば、入社後の勤務の様子が把握しやすいでしょう。

② “企業文化”を伝えるツールとして活用できる

当日の服装でコーポレートカラーを導入したり、お揃いのユニフォームを着用すれば学生の目を惹くことができます。
また、多くの企業が1つの会場に集まるため、学生がブースに注目する確率を上げることが可能です。

③ 学生に安心感を与えられる

当日は多くの企業や学生が集まるだけでなく、初めてのビジネスの場に参加する学生は緊張しています。
服装である程度柔らかい印象を与えることができれば、学生も安心してブースに参加することができるのではないでしょうか。

結論として、ブースでの学生の集客のポイントは「入りやすさ」と「親しみやすさ」を担保することです。
次の段落では、この2つのポイントを掴んだ服装のポイントをご紹介します!

【スーツ vs オフィスカジュアル】TPOに合わせたスタイルの選び方

ビジネスの場ではスーツの着用が無難ではありますが、ビジネスの場に初めて出る学生にとっては少々堅苦しいと感じてしまうことも少なくないでしょう。

そのため、特にこだわりがなければ親しみやすさを出せる「オフィスカジュアル」での参加をおすすめしています!

とはいえ、所属している業種や普段スーツ着用で業務を行う企業にとっては、スーツ着用での参加を行いたいと考えているところもありますよね。

そこでスーツとオフィスカジュアルに分けて、把握しておくべきポイントについて解説します!

スーツの着用ポイント

  • 着るなら全力で「格好良く着こなす」
  • 女性は「インナーなどで柔らかさを演出」するのもおすすめ

スーツは格好良く着こなそう

オフィスカジュアルが浸透しているとはいえ、「仕事=スーツの着用」のイメージは今でもあるのではないでしょうか?

特に、小さい頃よく見ていたアニメや漫画の社会人は、スーツを着て活躍いる登場人物が多いでしょう。
さらに、物語上スーツが作中に出ていなくても、スーツを着用した登場人物のグッズが昨今市場に登場しています。

そのイメージを逆手に取り、スーツを着用するのであれば徹底的に格好良く着こなしましょう。

濃紺やダークグレーのスーツを選ぶと、黒一色のものよりもスマートな印象を与えます。
派手な柄物は威圧感を与えやすいため、柄が入っているものを選ぶ際は遠目から見たら無地に見えるほどの控えめなものを取り入れましょう。

女性もスーツを着用すべき?

女性の場合は「スーツ」でも可能ですが、かっちりとした雰囲気のスーツだと学生と混ざってしまいます。

プロ人事はオフィスカジュアルの着用をすすめていますが、仕事柄スーツの着用をする場合はインナーを柔らかい色味や素材のブラウスにしてみましょう。
安心感と親しみやすさを表現することができます。

また、スーツの色味をベージュやオフホワイトなどの明るい色味にすることで、スーツの知的さと柔らかい雰囲気を両立することが可能です!

オフィスカジュアルの着用ポイント

  • 基本は襟付きのシャツまたはジャケットを着用
  • 服装に「コーポレートカラー」を入れるのもおすすめ
  • お揃いの会社Tシャツを制作するのもあり

「襟付きのシャツ」または「ジャケット」がおすすめ

オフィスカジュアルは男女別に気を配るポイントが異なります。

男性の場合

男性は襟付きのシャツにジャケット、チノパンが理想です。
業種によってはジャケットを羽織っていれば襟がついていないトップスやチノパン以外のボトムスの着用は可能です。ただし、プライベートのようなカジュアルすぎる格好は控えましょう。

近年の熱中症対策から、夏場はジャケットの着用を省略できます。
業種の傾向や企業の服飾規定を鑑みながら着用の可否は検討しましょう。

女性の場合

女性の場合はオフィスカジュアルで着用できるアイテムが幅広いですが、原則として男性同様ジャケットを着用することをおすすめします。

ジャケットの中はブラウスにセンタープレスのパンツまたは膝丈スカート、ワンピースなどが着用できますが、カジュアルになりすぎないよう綺麗めなコーデで組むことを心がけましょう。

色はベースカラーを基本としますが、差し色に柔らかい色味またはシックで落ち着いた色味を取り入れることは可能です。原色・ネオンカラーなど派手な色味は控えましょう。
柄は無地をおすすめしますが、控えめなストライプやチェック、色が少ない小花柄などは少量の面積で取り入れることができます。

こだわる人は服装に「コーポレートカラー」を取り入れよう

企業のイメージカラーである「コーポレートカラー」を取り入れるのもおすすめです。
色は人間の目に入りやすいので、企業の雰囲気を服装でより捉えやすくなります。

日本電産の創業者である永守重信氏は、普段緑色のネクタイを着用しています。
この緑色は社内でNidecグリーン」と呼ばれる、日本電産のコーポレートカラーです。

ご本人も「会社の色に合わせて、緑色のネクタイを2,000本持っている」とお話されていることから、
コーポレートカラーを普段から取り入れている様子が推察されます。
服装に企業の色を取り入れることは、会社の文化をアピールするには有効だと言えるでしょう。
※引用:永守重信『運をつかむ』(幻冬舎新書)

コーポレートカラーの色味が派手すぎると感じる方は、色の彩度(鮮やかさ)や明度(明るさ)を調整して着用するのがおすすめです!

おそろいの会社アイテムを制作しよう

ブルゾンやトップスなど、合同説明会の出展にあわせておそろいのアイテムを制作してみましょう。
手軽にメンバーの統一感を出すだけでなく、「親しみやすさ」も打ち出せます。
もし導入が可能であればぜひ挑戦してみてください。

ただし、トップスの場合は「Tシャツタイプ」はカジュアルになりすぎるため、可能であれば、襟付きの「ポロシャツタイプ」の導入をおすすめします。

トップスは半袖タイプのものが多く、インナーを着用するとTシャツタイプはカジュアルになりすぎてしまうためです。

やむを得ずTシャツタイプを制作する際は、ジャケットを着用してビジネスライクな雰囲気を担保するようにしてください。

また、ブルゾンを羽織る場合は中をスーツなど綺麗めな服装にするとカジュアルな雰囲気に偏りすぎません。

「企業のアイコン」として服装を活用しよう!

いかがだったでしょうか。
服装ひとつで、企業の雰囲気やイメージを伝えるツールになることが想像できたと思います。

人間は視覚で多くの情報を得られます。
その特性を活用して企業の親しみやすさや安心感を伝えられれば、ブースへの集客につなげることが可能です。

ぜひ合同説明会にブースを出展される際は、服装を「企業のアイコン」として活用していただけると嬉しいです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

目次