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【質問が思いつかない人は必見!】合同説明会で好印象になる人事への質問

こんにちは。プロ人事です。今回は合同説明会で好印象に残る人事への質問についてご紹介します。

プロ人事では、主に人材採用したい企業に対してコンサルティングを行っている企業となっております。
客観的な観点と培ったノウハウをもとに、様々な企業の合同説明会に関する分析や企業側での合同説明会の運用を熟知しております。

中には実際に企業側として、合同説明会の運営のお手伝いまでしている「人事のプロ」として、就活に臨む学生に活用してほしい「合同説明会での質問対策」を編み出しました。
人事への質問は勇気のいることですが、この記事を読んで対策・実践していただけると嬉しいです!

目次

合同説明会での質問はすべき?しない方が良い?

さて、合同説明会においてどのような質問をすればよいのか?そもそも合同説明会で質問をすべきかどうか?
このように疑問に思う就活生は多いことでしょう。

結論からお伝えすると、プロ人事では質問をすることは必須ではないが、簡単な質問でも良いので、事前に準備しておくと良いと考えています。

人事の立場から率直にお伝えすると、合同説明会は忙しい上、学生が多く集まるイベントは100人以上の学生が参加するので、質問をしなくても悪い印象を与えることはありません。
一方で、質問してくれた学生は覚えていますし、中には一所懸命質問したことから好印象に残った学生もいます。

有名・人気企業への入社を希望している場合は、人事に自分の存在を覚えてもらい、好印象を与えられると今後の選考に有利です。

また、質問を1つ用意しておく理由としては、人事から個別に「なにか質問はありますか?」と聞かれることもあることが想定されるからです。
状況によっては「質問をしないと印象が悪くなる」場合もあるため、事前に対策をしておきましょう。

例えば、イベント会場がガラガラで、企業ブースの中には学生が自分ひとりという状況から、質問しなくてはならない雰囲気になることもあります。
そのような場合は「質問を一切しない」と印象はよくないので事前にある程度準備しておくと安心でしょう。

合同説明会で質問が求められるシチュエーションとは?

まず、合同説明会において質問が求められるシチュエーションをご紹介します。
合同説明会で人事担当や企業側に、質問できるタイミングは大きく分けると上記の3点があげられるでしょう。
基本的には様々な意見があると思いますが、本記事では質問をすべきかどうかについて以下のように考えます。

パターン1:全体に向けての質問
人事担当が説明を終わった後に「なにか質問はありますか?」と全体に聞かれるもの
質問はしなくて大丈夫。
ブースに参加者が少なく、質問しやすい雰囲気であれば
質問しても良い。
パターン2:説明会中に個別に求められたパターン
人事担当が説明会中に個別の学生に「君はなにか質問はあるかな?」と周りの学生がいる場で聞かれるもの
出来れば、差し障りのない良い質問が出来れば良い。
人事が話したいと思われる内容を質問できると完璧!
パターン3:説明後の質問
説明が一通り終わり、最後に質問がある人はあとから残って個別に声をかけてくださいと言われるもの
人気企業や参加者が多いブースだと難しい場合もあるが、出来れば説明後に質問できると良い。

合同説明会で活用したい!おすすめ質問まとめ

合同説明会では、簡単な質問を1つだけでも用意することが必要であることをお伝えしました。
しかし、肝心の質問内容が浮かばないと感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで、この章ではプロ人事がすすめる質問をまとめました。
主に2つの項目に分けてご紹介するので、ぜひご覧ください!

① 就活の軸に沿った前向きな質問 (プロ人事おすすめ!)

本サイトにおいて最もオススメしたい質問が、この「就活の軸に沿った前向きな質問」になります。
就活の軸はそれぞれにありますが、よりイメージを膨らませられるよう、具体例を1つ出してみましょう。

例1:商品開発を行う企業を志望しているAさんの場合
◇ 就活の軸
企業の商品を使ったユーザーが、生活が便利になったと喜ぶ姿を見たい。

◇ 質問例
「私はお客様の生活が便利になる手助けができるような商品を開発したいと考えております
御社との競合他社と比べた上で、商品開発で優れている点がありましたら教えていただけるでしょうか。」

この質問を行う際は、以下2つのポイントを押さえていくことを心がけましょう。

プロ人事がおすすめする理由

合同説明会のブースにて、人事に対して業務に前向きな人物であるという印象を残せることもメリットです。
しかし、実は合同説明会で説明している人事はあまり選考の可否に携わっていないケースも多いということはご存知でしょうか?

では、選考に直結しないのになぜ質問をする必要があるのでしょうか?
実はこの質問で得られた答えを面接に活用することで、企業に入社への熱意をアピールすることができるからです

多くの就活生は企業の公式ホームページやパンフレット、先輩社員からの紹介記事や会社個別の説明会をもとに面接の答えを用意して臨んできます。
しかし、その中で具体的な情報を得た上で、自分の言葉で入社への熱意をアピールすることができれば、より説得力に深みのある答えをお伝えすることができるのではないでしょうか?

上部だけの言葉ではない、あなただけの言葉で入社への熱意をアピールするためには、個別での質問でしか得ることのできない情報を掴む必要があるのです

② どうしても浮かばない人が質問を乗り切るときのリスト

そうはいっても中々質問なんて思いつかない…そんな方もいらっしゃると思います。
そこで、どの企業でも活用できる質問例をご用意しましたので、実際の質問にぜひ活用してください!

(1) 会社の成長性や将来の展望
「今後の事業展開や会社のビジョンについて教えてください。」

(2) 入社後のキャリアパス
「入社後のキャリアパスはどのようになっていますか?」

(3) 企業文化や働く環境
「御社の企業文化や職場の雰囲気について教えてください。」

(4) 評価制度や昇進の仕組み
「社員の評価はどのように行われますか?昇進の機会はどのくらいありますか?」

(5) 研修や教育制度
「新人研修やキャリア開発のための教育制度について詳しく教えてください。」

(6) 社内のコミュニケーション方法
「社内でのコミュニケーションはどのように行われていますか?」

(7) 求める人材像
「御社が求める人材像や適性について教えてください。」

(8) 選考プロセスや面接で重視するポイント
 「選考プロセスの流れや、面接で特に重視するポイント、欲しい人物像などを教えてください。」

合同説明会でしてはいけないNGな質問

ここまでは、こちらからする積極的な質問について色々と取り上げさせて頂きましたが、思いついたことや知りたいことをすべて聞いてよいかというと必ずしもそうとは限りません。
ここでは、説明会でしてはいけないNGな質問について少し触れさせて頂きます。

避けたい質問①:自分の利益に直結する内容

質問する際は基本的に業務に対して前向きに取り組みたいというアピールを行う必要があります。
そのため、自分の利益に直結すると思われる以下の内容は避けましょう。

【自分の利益に直結する質問内容】
年間休日の日数
有給休暇の平均取得日数
初任給、ボーナスなど給与に関わる内容
福利厚生の具体的な内容

なぜ避けていただきたいのかというと、「自分の利益のみを優先する学生だと捉えられてしまうと、採用を見送られる確率が上がるから」です。

2024年現在、働き方改革の推進や週休3日制の導入を含めた年間休日の確保も大切という考えが浸透し、企業側も福利厚生を含め上記の魅力をアピールしていることも事実です。

しかし、繁忙期や共に働くメンバーの状況により、どうしても残業の発生や有給休暇の取得がスムーズにいかないことも出てくるのは実情です。
実際に年間休日や残業時間を考慮していると、自分の利益のみを優先している学生なのではないかと人事は見てしまいます。もしそのような学生を採用すれば、やむを得ない事情で忙しくなってしまったときに不平不満を言いそうなことは明らかであり、業務の運営に支障が出ないよう企業側は採用を避けるケースが多くなってしまうでしょう。

企業で働く際は、他のメンバーと協力して前向きに働く姿勢でいることが求められます
年間休日や残業時間については気になるところですが、質問では業務内容など前向きな内容を聞くように心がけましょう。

避けたい質問②:事前に調べればすぐにわかる内容

企業研究の甘さや就職活動に対する積極性が疑われてしまう恐れもありますので同じく避けたほうが無難です。
志望度の高い企業は事前に公式ホームページや新卒採用の特設ページを調べてみることをお勧めします。

新卒採用の特設ページには年収や初任給、福利厚生も記載されていることから、事前に目を通しておくと
①の「自分の利益に直結する内容」の質問を避けることもできます。

また、追加で質問をする場合は人事担当が説明したことに対して、具体的な内容を深掘りするように心がけましょう

合同説明会では人事担当は一通りの内容を説明をしています。
その状況で説明した内容をそっくりそのまま質問してしまうことは、単に説明会で話を聞いていなかったのではないか?と誤解を与えてしまう可能性につながってしまいかねません。

質問する側としてはもっと詳しく知りたいという意図があるかと思いますが、人事や企業担当者に熱意がないと誤解を与えてしまうのは非常にもったいないです。

避けたい質問③:ネガティブな内容

こちらも気になる方が多いかもしれませんが、ネガティブな内容は業務に対する熱意がないと誤解されてしまうリスクがあります。

そのため、以下の内容はネガティブと捉えられてしまうため、質問では避けることが無難です。
長く勤めたいことからどうしても知りたい場合は、他の手法を使って自身で調べて情報を得るよう心がけましょう。

【ネガティブと捉えられてしまう質問内容】
月の平均残業時間
直近3年以内の離職率
休日・早朝出勤の有無

質問の前置きはした方が良い?

実際に説明会中の最後に全体に質問されたときに、挙手をして質問する場合には、「本日は、貴重なお話をありがとうございました 」と前置きを置くことができればとても丁寧な印象を与えることができます。
説明会が終わったあとに個別に質問をする際も、同様に前置きを言うのも好印象を与えることができるでしょう。

一方で、前置きを言わなかったからと言って、減点されることはないのでその点は安心してください。
とはいえ、重要なのは質問する相手の様子を伺って質問をすることです。
質問をする際は相手の時間をいただくことになりますので、人事や担当者が他の業務に手を取られていないか見渡した上で、質問する時間をいただいても大丈夫かどうかを最初に確認しておくと良いでしょう

参加していた説明が終わったとしても、次の説明に向けて準備などをしている場合もあります。
その場合は準備する時間を奪ってしまうことにもなりかねないため、時間をいただくことへの配慮や確認はしっかりとできることが望ましいです

しっかり準備すれば、合同説明会の質問は怖くない!

色々と合同説明での質問についてご紹介しましたが、説明会ですべき良い質問・控えるべき質問は理解いただけたでしょうか。

合同説明会で適切な質問をすれば、自分の知りたいことを直接聞ける良い機会になるからです。
さらに、知り得た具体的な情報を面接で活用すれば、説得力に深みのある答えを作ることができます。

特に大手企業・人気企業では他の就活生に差をつけることができるのも大きいメリットと言えるでしょう。この記事でご紹介したコツを活用した上で、疑問に思ったことをその場で解決して今後の企業研究につなげようという姿勢で是非望んで頂ければと思います。

また、今回お伝えした質問の手法は実際に社会人になってからも使えるノウハウとなっております。
学生のうちから身につけられるよう、合同説明会に参加する際は練習として活用してみてください!

章末:質問まとめリスト

この記事でご紹介した質問まとめリストの画像をご用意しました。
お手元の端末に保存して、合同説明会当日に活用していただけると嬉しいです!

リストの使用について
・リストをクリックすると拡大します。右クリックから「画像を保存」でダウンロードしてください。
・スマートフォンの場合は画像を長押しするとダウンロードが可能です。
・本来の用途以外での使用や、外部への無断転載を固く禁じます。

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