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【なぜやらないのか?】合同説明会で着席の学生数を増やすための研修・練習方法をご紹介

こんにちは。プロ人事です。
「合同説明会トレンド」では、学生の心を掴むブース運営やプレゼンの重要性について発信しています。

しかし、実際にブースを運営する人事やメンバーに対してどのような研修や練習をすれば良いかお悩みの方も多いのではないでしょうか?

この記事では合同説明会のブース運営で、学生の心を掴んで着席数を増やすための研修と練習方法について詳しくご紹介します。

目次

人事はもっと合同説明会の練習・研修をしよう!

プロ人事では合同説明会の運用代行に加えて、企業への研修指導も担当しています。
その中で気づいたのは、ブースに出展はするものの、当日の運営方法やプレゼンについて練習をしない企業が多いことに気づきました。

その中でもプレゼンを一通り通しで確認する企業はありますが、その中でも練習の方向性が間違えてしまっている事例もあります。

具体的には、「ちゃんと説明できるようにしよう」「スライドを間違えずに説明しよう」という意識が先行してしまい、一番大切にしたい「学生の心に残るよう自社の魅力を伝える」ということが置き去りにされてしまっている印象です。

時間と出展料を消費して合同説明会にブースを出展しても、採用の成果につながらないのは非常にもったいないです。

なぜ効果的な研修・練習が必要なのか

合同説明会では、学生の着席数を増やすことが企業にとって重要です。

着席数を一定数確保できれば、求人に応募する母集団を作れます。
一定以上の知名度や人気を持つ企業を除けば、多くの企業ではこの母集団形成が採用には必須であると言えるでしょう。

同時によく見られる課題として、「学生の着席数がなかなか確保できない」ということが挙げられます。
とはいえ、具体的にはどのような研修・練習をすべきかお悩みの企業は多いのではないでしょうか。

また、日頃の業務もあるので限られた時間で効果をあげる研修・練習をしたいというご要望もあるでしょう。
そこで、この記事では合同説明会のブース運用において、効果的な研修・練習方法について具体的な手法をご紹介します!

具体的に必要な練習・研修は2つ!

合同説明会に必要な練習と研修は以下の2つです。

  • 学生をブースに呼び込むための「声かけ
  • 学生の心を惹きつける「プレゼン

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

【声かけ①】まずは「知らない人に声をかけ、お願いをしてみよう」。

合同説明会において着席数を増やす練習では、とにかく知らない人に声をかけることを勧めています。
まずは街に飛び出して、歩いている歩行者の人たちの足止めて、なにかしてもらうように交渉してみましょう。

声かけの内容については、以下の内容を参考にしてください。

時間を教えてもらう
駅に着くまでの所要時間、次のバスが出発する時刻など

場所を教えてもらう
目的地に行くまでの道のり、イベント会場の場所、駅の方向など

アンケートに答えてもらう
自社が展開している商品・サービスの印象、業界についての認識や要望など

ここでは初対面であり、「歩いている人の足を止めて、何かをしてもらう」ようお願いするための声かけに慣れることを大切にします。

最初は断られたり、無視されたりして落ち込むこともあるかもしれません。
しかし、あくまで「練習」なので失敗を気にせず、どんどん声をかけてくださいね。

【声かけ②】慣れてきたら、声かけの手法をいくつか試してみよう。

街での声かけに慣れてきたら、いくつか声かけの手法を変えて試してみましょう。
(手法は以下の例を参考にしてください。)

声色の様子
明るくハキハキと話すか、柔らかくおっとりと声をかけるか etc…

声をかける位置
対象者の正面か、横から、斜め後ろから etc…

◆ 声かけの文言
自己紹介から話すか、単刀直入に要望を先に伝えるか、雑談は必要か etc…

いくつか手法を変えていくと、声かけに成功する確率が上がる手法が必ず見つかります。
成功率が高い手法を活用し、後はその手法を合同説明会の声かけに実践していきましょう。

また、同じ声かけでも相手の特徴によって成功率が変わることもあります。
成功率は声かけした相手の特徴もあわせて分析するようにしましょう。

街での声かけがなぜ有効なのか

合同説明会当日はブースの近くに来た学生にしっかりと声をかけ、彼らに座ってもらうような声掛けをしていくのですが、簡単に見えて、実はとても難しいのです。
練習や対策なしで合同説明会に行っても、これができる人はあまりいません。

とはいえ、ただ座って学生が来てくれるのを待つだけでは、有名・人気企業でない限りは実現は難しいでしょう。

だからこそ、基本的には自社に興味がなく、通り過ぎようとしている人の「足をとめ、なにかをさせる」ことが出来れば集客数を増やすことができるのです。

【プレゼン①】プレゼンの「魅力」と「ターゲット」を考える

プレゼンの研修・練習方法に入る前に、まず以下の2点を大切にしましょう。

プレゼンテーションの魅力を高める
内容の充実とプレゼンテーションスキルの向上
プレゼンターの話し方や視点、態度に加えて、プレゼン資料のデザインの質も上げましょう。

◆ ターゲットを詳しく絞る
対象学生のニーズを理解し、それに応える内容作り
ペルソナを設定してから構成を作るとスムーズです。

【プレゼン②】プレゼンが上手い人を参考にし、分析する

合同説明会のプレゼンですが、なかなか参考になる情報が不足しており、良い見本がないので参考にしようがないという悩みをよくいただきます。

確かに、「良いプレゼンの内容」はなかなかネット上にも情報が不足しているように感じますが、プロ人事では「通信販売」のプレゼンを参考にするようお勧めしています。
YouTubeにたくさん情報があるので、ぜひじっくりと見てください。

通信販売のプレゼンを見ていくと、きっと以下のような点に気付くはずです。

説明の内容を伝える言葉は、完全に覚えているわけではない
  →プレゼンの内容は完全に覚えなくても、伝えたい内容や思いは届けられる

説明している内容は、よく聞いてみると分かりやすいわけでは無い
  →それよりも伝えたいという思いが聞き手を惹きつけている

分析する内容

上の2点に気づいたら、次は具体的に「聞き手に対して伝えたい内容や思いの届け方」を、もう一度通信販売の動画を見て分析してみましょう。
1度だけでなく、複数日にわたって動画を繰り返し見ることをお勧めします。

分析の視点は以下を参考にしてください
・販売員の発言をメモを取る
・説明を聞いた上で「自分の心が動いたポイント」「商品が魅力的に伝わった発言」を洗い出す
・実際に紹介している商品の説明と見比べて、「プレゼンで省略されている部分」を探す

同じ動画の視聴と分析の課題を複数名の社員に与えて、後日の研修にて共有するのもお勧めです。

【プレゼン③】実際にプレゼンをシミュレーションする

上の2点でプレゼンの魅力と分析が終わったら、実際のブース運営を想定して練習してみましょう。

  • シミュレーション研修

    実際の合同説明会を模した環境で、プレゼンテーションの練習を行います。
    プレゼンターに加えて、学生役も準備しておきましょう。
  • フィードバックセッション  

    実際に運営に参加するメンバー全員がプレゼンター役と学生役を一巡したら、プレゼン後の振り返りと
    改善点の共有を行います。
    上司や同僚からの客観的な意見に加えて、「プレゼンで良いと思った点」もあわせて伝えましょう。
  • パフォーマンス向上ワークショップ

    ボディランゲージ、視線、声のトーンを改善するためのトレーニングを行います。
    (こちらは①のシミュレーション研修の前に行っても構いません。)

【プレゼン④】合同説明会の後に、「量」と「質」の分析を行う

プレゼン①〜③は合同説明会のプレゼン前に行う研修・練習ですが、この項目は合同説明会のプレゼン後に行います。

合同説明会のプレゼンが終了し、ブースの撤退が完了したら「量」と「質」の2つの側面から分析をしましょう。
具体的には以下の内容となります。

「量」の分析
・ブースに着席した(または求人に応募した)学生数の増減は研修前後で変わったか

「質」の分析
・学生からのフィードバックアンケートの実施
・プレゼンターの自信やコミュニケーション能力の向上の実感 (自己評価)
・同僚や上司から見て、プレゼンにどのような印象を受けたか (他者評価)

分析結果をもとに、再度プレゼン①からの研修を次の合同説明会までに繰り返し行います。

合同説明会の研修・練習方法は早いうちに浸透させよう!

いかがだったでしょうか。
合同説明会の研修・練習はなかなか手が回らないからこそ、早めに準備しておくことがポイントです。

また、プロ人事では「合同説明会の代行」や「合同説明会の研修」などのメニューもご用意しています。
研修方法の導入が実際に難しい、より具体的な手法を知りたいと思われる企業はぜひ、プロ人事までお問い合わせください!

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