こんにちは。プロ人事です。
合同説明会が多く開催され始める季節となりました。参加される学生の皆さんの中には、就職活動やビジネスの場に初めて赴く方も多いのではないでしょうか。
このような場に初めて訪れる際は、緊張することはよくあることでしょう。
だからこそ、事前に合同説明会でのマナーを知っておくことは内定を得るための最初の足がかりです。
今回は各企業が出展する「ブース」でのマナーをご紹介します。
記事の最後に当日使えるチェックリストも載せますので、参加をご検討の方はぜひこの記事をご覧ください!

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合同説明会でのマナーは選考に影響されるの?
学生にとって合同説明会は初めて企業と接触する機会と言えるため、ブースにおけるマナーなどを気にされる方も多いのではないでしょうか。
中には、他の学生とさを付けたいと思う人もいるかも知れません。
確かに、とてもスマートな方であれば、人事視点でも「この学生、凄く良いな」と思うケースもあります。
しかし、実際に合同説明会の振る舞いでそこまでプラスになる印象を残せる人はそう多くはいないでしょう。
1回15分〜30分のプレゼンを何回も繰り返し、また1回あたりの参加者も多くいることから、なかなか参加した就活生の特徴を把握しきれないのが現状です。
しかし、マナーの観点からネガティブなイメージを与えてしまうと、人事に覚えられてしまい選考で落とされるケースはありえます。
第一印象でマイナスにならないためにも、合同説明会のブースマナーに気をつけるようにしましょう。
合同説明会の振る舞いはビジネスマナーにつながる?
合同説明会においては企業との最初に出会う場です。
先述の通りネガティブな印象を与えないためにも、ブースでのマナーがとても重要と言えるでしょう。
ただ、合同説明会でのブースマナーをはじめとした振る舞いは、実は「ビジネスマナーにつながる」と言い換えられます。
「ビジネスマナー=社会人になってから身につけるもの」と考える学生も多いのではないでしょうか?
その理由について、詳しく解説していきましょう。
ビジネスマナーを学ぶ練習になる
合同説明会は、「ビジネスマナーを学ぶ練習にもなる」ともいえるでしょう。
合同説明会はさまざまな業種・職種をもつ企業が1つの会場に集まります。
また、いきなり最初から選考に入るのではなく、まずは企業について知ってもらう場になっているのが特徴です。
この特徴が、最初にビジネスの場に赴き、社会人と接する機会を持つにはうってつけの場所といえるでしょう。
学生からみれば社会人と接点を持つ機会が少ないことから、緊張してしまったり、上手くできないことも多いです。
だからこそ、合同説明会ではまず「社会人とビジネスマナーを用いて接することに慣れる」ことも目的に参加しておけば、その先の選考や社会人生活を見据えたマナーを学べる有意義な機会となるでしょう。
就活だけでなく社会人になった後でも必要なので、早めにビジネスマナーは身につけておくに越したことはありません。
良い印象を与えるブースマナーのポイント
それでは、企業・人事に好印象を与えるブースマナーのポイントをご紹介します。
どれも大切なものですので、それぞれできるところから取り入れていきましょう!
身だしなみを整えよう
- ① 「清潔感」が最重要!
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第一印象を左右するのは「清潔感」と言っても過言ではありません。
身だしなみに迷ったら、「清潔感があるかどうか」を基準に考えましょう。 - ② 服装はスーツ、私服どちらでもOK
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原則、スーツ・私服どちらでも構いませんが、私服の場合はオフィスカジュアルなどある程度かっちりした服装であることをすすめます。服装に迷ったらスーツで行くのが無難です。
- ③ 髪型はしっかりと整えよう
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日頃のヘアケアもしっかりと行い、ある程度きちんと事前に整えていきましょう。
明るい髪色にしている場合は、黒染めスプレーの活用もお勧めです。
身だしなみについての記事もご用意しています。あわせてこちらもご覧ください!
挨拶と振る舞いは大切に
- ① 挨拶はしっかりと行う
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社会人の基本は挨拶です。
ブースに着席する前後は人事に挨拶を行い、資料を配られたらお礼をお伝えしましょう。 - ② スマートフォンの取り扱いには配慮する
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会場に入る前に、通知が鳴らないようマナーモードに設定しておきます。
また、着席前にスマートフォンのチケットを提示する際は、後がつかえないよう事前に準備しておきましょう。 - ③ 複数名で参加する際は私語に注意!
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ブースに着席したら私語は慎みましょう。
着席時は置いてある資料を読んで待機していることをお勧めします。 - ④ 質問を行う際は人事の様子を見ながら
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プレゼンの内容に質問がある際は、人事が忙しい時でなく手が空いていそうな時を狙います。
質問内容もネガティブな内容や、公式HPの掲載内容など、調べればわかるものは控えましょう。 - ⑤ 姿勢を整えて対応する
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背筋はきちんと伸ばして動きましょう。
プレゼンを聞いている時はメモを取ったり、時折頷くとしっかり話を聞いている印象を与えやすいです。 - ⑥ 資料を受け取るときは両手で
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資料を受け取る際は片手でなく、両手でお礼を言いながら受け取りましょう。
また、参加者同士で前から後ろに資料を渡すときは、必ず体を後ろに向けて渡すようにしてください。
振る舞いについて詳しく解説していますので、あわせてこちらもご覧ください!

ビジネスマナーを学ぶ場として、合同説明会を活用しよう!
合同説明会においては、企業側も「通常のオフィス環境ではない」ということでマナーや振る舞いが甘くなっているケースもあります。
だからといって、「合同説明会だけでマナーにおいて問題がないと、安心してはいけない」と言えるのではないでしょうか。
合同説明会では人事に対して、最低限の第一印象を保つことが重要です。
しかし、第一印象を保つことだけにこだわると非常にもったいないです。
そこに留まらず、「多くの業種・職種に携わる社会人と一度に関われる場」「学生のうちにビジネスマナーを学べる場」として、合同説明会を活用していきましょう。
最初からビジネスマナーが完璧な人はいません。
だからこそ学生のうちにトライアンドエラーを繰り返し、ビジネスマナーを少しずつでも学んでいただけると嬉しいです!
章末:マナーチェックリスト
この記事でご紹介したマナーをまとめたリストの画像をご用意しました。
お手元の端末に保存して、合同説明会当日に活用していただけると嬉しいです!
【リストの使用について】
・リストをクリックすると拡大します。右クリックから「画像を保存」でダウンロードしてください。
・スマートフォンの場合は画像を長押しするとダウンロードが可能です。
・本来の用途以外での使用や、外部への無断転載を固く禁じます。
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